過疎地の閉鎖GS 住民引き継ぐ

 山陽新聞デジタルの記事によると、人口1300人、高齢化率4割の山あいの地域、岡山県勝央町・吉野地区の住民が閉鎖されたガソリンスタンドと隣接の生活必需品を扱う店舗の運営を引き継ぎ、この春から本格的な営業に入るという。2月には移動販売車も導入する予定とのことで、高齢化の進む地域の暮らしを守るとともに、見守りも行い、安全安心のまちづくりに貢献するという。町も敷地の取得や改修費用を5000万円支援している。

 住民から賛助金を募って「一般社団法人よしの」を立ち上げ、住民自らが、地域の生活を支え、維持していくということで、このような取組は積極的に応援したい。
 ガソリンスタンドが近くに無いと、車だけでなく冬の灯油の調達にも難儀をします。また、地域のお店の閉鎖は柏崎刈羽地域でも大きな課題になってくると考えます。ガソリンスタンドに限らず、他所にできて私たちにできないことは無いと考えます。こうした住民が自ら立ち上がるという地域での先進事例を学びつつ、柏崎刈羽の将来に備えることが重要と考えます。