地域・現場主義

 新型コロナウイルス禍からようやく解放されそうな近頃ですが、世界情勢の緊迫など地域経済に対する影響がどうなるのか予測がつかない状況にあります。また、コロナ禍もあり出生数の低迷の影響もあり、少子高齢社会、人口減少が最大の課題となっています。私たちには、子どもたちや孫たちが一旦柏崎を離れたとしても帰ってきてもらえるような柏崎・刈羽にする責任があります。

しかし、「柏崎だけ」「刈羽だけ」では限界があります。そのためには県との連携が重要となります。子どもたちや孫たちの世代に少しでも明るい柏崎・刈羽にしていくことに全力で取り組んでいきたいと思います。

また、生活に密着した環境の維持・保全もまた重要です。水害に強い、雪に強い、地震に強いインフラの整備にも取り組まなければなりません。さらに、農林水産業の基盤整備・振興策も忘れてはなりません。地域にしっかり自分で足を運び、目を向けなければと考えています。

「住んでて良かった、ここで暮らしていて良かった」と思える柏崎・刈羽を目指して、これからも誠実に取り組んでまいります。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

取り組む課題

これからの柏崎・刈羽のために

柏崎・刈羽地域のために全力を尽くす

柏崎市は生まれ育ったふるさとであり、原点です。今も家族と過ごすこのまちが、もっと暮らしやすく、より良くなるようにと活動をしてきました。活気ある地域を目指して、地域に、現場に足を運び自分で確認しながら一つ一つ取り組んで参ります。

地域・現場主義

安全・安心の地域づくり

 原子力災害時はもとより、災害時の避難計画の実効性の確保に努めます。スマートインターチェンジ設置をはじめ、降雪時の対応力強化など具体的な提案を含め、万が一に備えた避難路の整備・拡充に引き続き取り組みます。地震対策においては、橋梁だけでなく、のり面や路肩などの補強により交通障害が起らない様、インフラ施設の耐震性向上に取り組みます。

 令和4年12月の異常降雪の際、私たちの地域は陸の孤島と化し、各所で長期間の停電も発生しました。このような教訓を踏まえ、ICTを活用した除雪システム導入による省力化など除雪体制の拡充・整備に努めます。

強い経済で雇用と所得を増やす

 新型コロナ後の地域経済の再生に向け、また、原材料高・エネルギー高騰への対応策の拡充に取り組みます。これからに向けての事業所のDX対応や中小企業の人材育成の取組を支援する施策の充実強化を図り、個人と事業所双方のチカラを高める取り組みを進めます。

 ふるさとで仕事ができる環境整備を進め、若者や女性、意欲ある高齢者が活躍できる社会を目指し、働きやすい職場環境の整備への支援拡充などに努めます。電源立地地域の電気料金割引制度の拡充とともに、安価で安定的な電力供給に向け、安全性の確保最優先で原子力発電所の再稼働を目指します。

儲かる農林水産業へ

食料安全保障の観点からも農林水産業の振興は急務です。持続的な農林水産業になるには担い手の育成も必要です。園芸振興、地域農林水産物のブランド化を支援し、儲かる農林水産業のロールモデルを育成・支援し、新たな農林水産業への参入につながるよう取り組みます。                              ほ場整備などの基盤整備はもとより、進歩が目覚ましいスマート農業の推進など作業環境の改善にも取り組みます。

地域医療・福祉体制

 地元で質の高い医療が受けられるよう、柏崎・刈羽地域の公的病院への支援の拡充に取り組み、医師・看護師の皆さんが安心して働ける環境づくりの支援に努めます。また、高齢化が進む中、医療と介護の連携は欠かせません。意欲ある高齢者が地域活動の担い手として活躍できる環境整備に取り組みます。さらに、障がいを持った方が少しでも安心して生活できる生活環境の整備に取り組み、就業環境のさらなる充実支援に取り組みます。

子育て・若者世代が希望の持てる社会づくり

 子供を産み、育てる世代の皆さんが安心して生活していけるよう、地域医療体制の維持に努めるとともに、子育てした後の職場復帰支援の拡充に努めます。また、学業等の理由により一度は柏崎・刈羽を離れた皆さんに帰ってきてもらえる就業環境の整備をはじめ、若者の起業・創業支援の拡充に努めます。

公共交通の維持・確保

 地域公共交通は福祉政策でもあり、観光政策でもあります。必要なバス路線の確保など生活の足の確保に全力で取り組みます。

 長岡~柏崎~直江津間の鉄道高速化、羽越新幹線構想の実現に引き続き取り組むとともに、風に強い安定した信越線の運行の実現に取り組みます。

 越後線については、利用者増加を図り、存続、安定的な運航継続に取り組むことはもちろん、自転車をそのまま持ち込める車両(サイクルトレイン)の導入提案など、具体的提案を通して通学の利便性向上を図るとともに、休日を中心としたサイクルツーリズムへの対応を見据えた取組を進めます。

 さらに、観光列車”越乃Shu*Kura”を活用した出雲崎、寺泊、弥彦神社を結ぶ往復の旅を提案するなど越後線の運行確保を観光利活用を通じての利用拡大に取り組みます。

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